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La Cabotte(カボット)とは、フランス・ブルゴーニュ地方にある石積み小屋で、ブドウ畑を開墾して出た石を積み上げた農作業小屋のこと。
名古屋市新栄にあるビストロ。自然派ワインとフランス料理のお店。
店主はフランスで修行、ジビエ料理を得意とし、愛知の足助町の猟師とともに狩猟に参加、自ら、イノシシやシカの解体も手掛ける。
料理と建築
カボットで料理を頂いていると、旬の食材(素材)たいていは、市場で旬だから余っているモノを手間と時間をかけて、素晴らしい料理にしてくれていることが分かる。いい素材とは、それは高価で高級なものばかりではないと感じる。
では、名古屋でla cabotteをつくるとしたら、店主の料理のような素材をいかした建築にしようと考えた。
素材 石ころから廃棄処分の型枠へ
ブルゴーニュの石ころ → 廃棄処分待ち型枠を使ったコンクリート
コンクリートは廃棄処分待ちの捨て去られる型枠を集めてきてコンクリートを打設した。捨てる型枠材を集めたり、型枠として組む事や打設の手間は増えたが、存在感のある荒々しいコンクリートが出来あがった。この仕上がりは、素材を上手く料理できたと思う。
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